3PL事業者:A社様導入の背景と課題「箱サイズのバラツキ」が、利益を圧迫する見えないコストに3PL事業を展開されるA社様では、梱包作業における箱の選定が現場スタッフの判断に委ねられていました。特にベテランの作業者以外の場合、同じアイテムの組み合わせであっても、作業者によって選ぶ箱のサイズが異なったり、安全策をとって必要以上に大きな箱を使用してしまったりといったバラツキが発生。これが積もり積もって、本来抑制できるはずの配送料や資材費を増大させる要因となっていました。導入の決め手WMS連携による「迷わせない」オペレーションの実現導入前に配送料の削減効果を試算し、荷主様にもご納得いただけたことで導入決定につながりました。また、既存のWMS(倉庫管理システム)と連携させ、梱包開始時にハンディターミナル(HT)へ最適な箱サイズを即座に表示できる仕組みを構築することでオペレーションを変えずに梱包アシストAIを使っていただけることもご評価いただいたポイントです。リアルタイム指示:作業者の判断を介さず、システムが最適な箱を自動指定。データの可視化:充填率分析などにより、用意すべき箱サイズ自体の見直しも可能に。継続的な改善サイクル:導入して終わりではなく、常に作業者がUI上でフィードバックを入力することで最適化を回し続けられる点。導入後の効果1件あたり約20円の配送料抑制。大規模拠点での絶大なコストメリット梱包アシストAIの導入により、新人スタッフであっても「常に最小かつ最適なサイズ」で梱包できる体制が整いました。配送料抑制:1件あたり約20円のコスト削減を実現。大幅なコストダウン:月間約50,000件の取り扱いにおいて、月間約100万円の削減。年間インパクト:拠点全体で年間約1,200万円の配送料抑制を見込み(現在も継続改善中)。現場のご担当者さまよりコストメリットだけでなく、梱包のルールが一律になったことを評価正直、梱包アシストAIが提示した梱包サイズを見て「本当にあっているのかな?」と思うところは、まだちょこちょこあります。ただ、フィードバックしながらAIを成長させていく、というお話は事前にいただいていたので道半ばなのだと理解しています。しかも、この状態でもコストメリットが出ていることが素晴らしいと思います。現場として今回の取り組みで一番助かっているのは、箱ごとの重量制限みたいなルールが一律になったことです。今までは、お客さまからのご意見があるたびに、明文化もされていないような細かい個別ルールがどんどん積み重なって、現場運用が複雑になってしまっていました。梱包するたびに「この商品は、個別対応あったっけ?」と頭を使うのが負担になっていたこともあり。それが今は梱包アシストAIで整理されて、細かいことに悩む時間が減りました。ルールがシンプルになったおかげで、誰がやっても同じ品質で作業が進む。現場を平準化する、そういう手応えは間違いなく感じています。